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主婦起業の失敗例と成功例・メリットとデメリット

約14分

こんにちは。関本夕美子です。

ここ数年、主婦で起業する人が増えてきています。家事や育児の空いた時間を上手に利用したり、女性ならではの視点で活躍したり、主婦の起業も人それぞれです。

今回は起業を考えている方向けに、主婦の起業の種類や成功例、失敗例、気になる資金のことなどをお話しします。

起業をするって実は簡単

起業をするというと、「銀行から融資を受けて会社を設立」のような大きくて難しいことをイメージする人もいますが、実はそれだけが起業ではありません。

実はそんなに難しいことではなく、
「今日から起業しよう!」と決めて名乗った瞬間から起業です。

名刺を作って配ってみた。ホームページを作ってみた。ブログで告知してみた。そういったことも起業の第一歩になります。こう考えると、起業をするってとても簡単なことに思えませんか?

もちろん始めることは簡単ですが、収入を得ることや続けていくためには計画や工夫が必要です。どんな仕事をして、どういったことで収入を得ていきたいのか、実際やってみて変えていくべき点はどこなのか、続けていくためには何が必要なのか、まずはいろいろな起業の例を見ながら考えてみましょう。

主婦起業にはいろいろなタイプがある

ひとことで主婦の起業と言っても、空いた時間のお小遣い稼ぎを目的とした方から、年収数千万を目指す方まで様々です。今回は主婦の起業を5つのタイプに分けて解説します。

趣味の延長タイプ

ご自分の大好きな趣味をお小遣いに変えようというタイプです。

例えばハンドメイドで作ったものをインターネットで販売したり、お料理が得意で友人を集めて料理教室を始めたりという場合です。

空いた時間を有効利用できますし、費用も趣味の範囲内で収めることが多いのでリスクもかなり小さいタイプと言えます。もともと主婦業の合間に、趣味として使っていたお金が、作ったものが売れて戻ってきたらラッキー、売れなくても困らないという一番気軽に始められる起業です。

パートタイムタイプ

一般的に主婦の方がパートに出かけると、月に3~10万円程度の収入の方が多いと思います。

起業をすると言っても、年収数千万目指すぞ、という大きく稼ごうというタイプもいますが、旦那さんの扶養の範囲内で起業して稼ごうというタイプもいます。子どもが小さいうちは月数万円で、子どもの手が離れたらもう少し大きくしていこうという人もいます。

ガッツリ稼ぎたいけれど、結局月3~10万円程度の収入になってしまっている、という場合も少なくありません。主婦の起業のメリットは家計を支える男性と違い、それでも長く続けていけるということです。最近は資格を取得してそれを活用している方も多いです。

ガッツリタイプ

男性が起業をするといった場合と同じく、家計を支えるくらいガッツリと稼ごうというタイプです。月数万円から少しずつ増やしていくという方法もありますが、家事や育児を数か月間、夫や家族にお願いして軌道に乗るまで専念するタイプもいます。

月10万円以上稼ぎ、夫の扶養から外れ、会社を設立する人もいます。私は実際このタイプです。最初から会社を設立して頑張ろう!と考えたわけではなく結果的に会社を設立しました。単純に会社にした方が節税ができるからです。

カフェを開業するなど、最初の出費が大きく稼がざるを得ないというのもこのタイプが多いです。

フランチャイズタイプ

ご自分のアイディアで起業をするのと違い、こちらは名前を借りるタイプです。

例えば、公文式や学研などの教室を開く場合です。「公文式」や「学研」などのように名前を借りることができるので、ご自分で「○○塾」と名乗って始めるよりも生徒を集めやすいですし、仕事の仕方なども教えてくれます。

自分が興味のある分野の協会の資格をとって、その協会の資格で仕事をする場合もフランチャイズタイプと言っていいでしょう。

代わりに開業の際に契約料などのお金を支払ったり、自分の自由にできない部分があったり、月々の売上の一部を支払っていくことになります。カフェや介護施設など、たくさんのフランチャイズが存在します。

社会起業タイプ

男性の起業はお金を稼ごうという意識の強いものが多いですが、女性の場合には自らの経験で苦労したことなどから社会をよりよくしたいというものも多いです。

例えば育児で相談できる人がいなくて辛い思いをしたので、そういった人に情報提供をしたり、相談にのったりするサービスや施設を作りたいというような場合です。

社会のためにと一言で言っても、しっかりお客様からお金をとって稼ぐタイプもあれば、NPO法人などを設立して補助金や助成金や募金などで経営していく人もいます。

人気のある主婦起業の種類は

5つのタイプをご紹介してきましたが、主婦起業で人気があるのはインターネットを使い、自宅で仕事ができるタイプです。

例えばインターネット上でお店を開くネットショップ。特に子ども服やグッズ、女性向けのファッションやアクセサリーなどの販売は女性に向いています。安く購入したものを高く売るだけでなく、いらなくなったものを売ったりすることもできます。また、クリエイターも多いです。

ハンドメイドの雑貨を売るタイプから、依頼を受けて文章を書いたり、絵を描いたり、写真を撮ったりする人もいます。やはり、お金をかけずに始めることができて、主婦業のスキマ時間を有効利用できるところがメリットですね。

他には、カウンセラー、セラピスト、コーチ、コンサルタント、ヒーラーという職業も自宅でできる仕事としてとても人気があります。

私のサービスの一つである「コンサルタント養成講座」ではコンサルティングサービスを新たに始めたい主婦の方、今あるサービスに加えたいという方のお問合せがあります。

主婦起業の成功と失敗のポイント

主婦起業には、成功する人もいれば失敗する人もいます。ここでは、失敗した人と成功した人の事例から、気を付けるべきポイントをご紹介いたします。

主婦起業の失敗例

準備が少ない

主婦の起業に限らず、起業した多くの方がいう「もっと準備をしておけばよかった」という言葉があります。準備をしなかったことで後悔した例をご紹介します。

  1. 経費がほとんどかからないからリスクが少ない、あんまり考えずに起業しても大丈夫だろうと起業してみたが、いざ起業してみると経費がものすごくかかってしまって赤字になってしまった。きちんと事業計画を立てて、周りの人にチェックしてもらえば気づけたのに。
  2. どうしてもこれがやりたいから融資を受けようとするも、自己資金がまったくなく融資を受けられない。貯金するところから始めなければならないから起業はまた先にしよう。
  3. これは売れると思い込んで販売してみたら、全く売れない。周りの人に聞いてみたら、これを欲しいと思う人はほとんどいなかった。売り始める前に聞いてみるべきだった。

失敗を気にしすぎる

そもそも、事業とは小さな失敗を繰り返しながら、少しずつ修正して軌道に乗せていくものです。一つの思いつきで起業をし「失敗したからあきらめる。私の起業は失敗だった」という主婦の方もいらっしゃいますが、そもそも起業初心者の人が最初から何もかもうまくいくことの方が珍しいです。

失敗は成功の基と考え、失敗することを前提に成功するためには何を変えていったらいいのかを考えて行動していくことが必要です。

とりあえず資格を取るが行動しない

女性で起業したいという人に多いのがこのパターンです。「起業したいから資格をとろう」「この資格がいい」と決めて高額な受講料を支払い、資格を取得したもののそのままになってしまっているパターンです。「お客様からお金をとってやる自信がない」「どうしていいかわからない」「資格をとってみたら思ったのと違った」「勉強できたら満足してしまった」など様々な理由がありますが、そもそも起業をしようという思いがそこまで強くないのかもしれません。高額な受講料を支払う前に起業することについてや、自分のやりたい仕事について、考えてみることをオススメします。

高額なセミナーに参加してしまう

女性の起業セミナー、主婦の起業セミナーなど起業したい人向けのセミナーはたくさん存在します。中には100万円以上するような高額セミナーも。

期待して申し込んでみたものの、行ってみたらさらに高額な商品を勧められるだけだったり、自分のやりたい仕事とまったく関係ないものだったり、中にはネットワークビジネスなどに勧誘されることもあります。

セミナーを受講する前に、そのセミナーの開催者は信用できる人なのか、自分にとって有益な情報を聞くことができそうなのか、最悪の場合、セミナーの参加がまったく無意味だったとしても諦められる金額なのかなど考慮して参加することをオススメします。

家族関係に悪影響を及ぼす

起業のやり方にもよりますが、夫からどれだけの協力や理解を得られるかも主婦起業の大きな課題です。個人で仕事をするということは責任が伴います。保育園に預けている子どもが熱をだしても、代わりに仕事を任せられる人がいないので迎えに行けない、ということも起こりえます。

仕事をやらずに子どもを優先したことを理由に、お客様から信用されなくなり、二度と仕事がもらえなくなったり、場合によっては損害賠償請求に発展したりすることもあり得ます。

時間や場所に縛られない仕事で起業するのか、納得して保育園にお迎えに行かせてくれるお客様だけを選んで仕事をするのか、夫が協力してお迎えに行ってくれるのか、など選択肢はいろいろありますが、そういった子どもへの影響で意見が対立し、夫婦関係が悪化することもあります。

また、仕事に専念しすぎて子どもと過ごす時間がほとんどなくなってしまうというのも問題です。主婦で起業をするということは仕事を自由にできるということでもありますが、その分考えるべきことはたくさんあります。一番大切なものは何なのかを間違えずに考えましょう。

主婦起業の成功例

小さく初めて少しずつ

男性の起業では、起業当初は仕事以外の時間をすべて削って数か月働き軌道に乗せた、というような苦労体験をよく聞きます。1年後には年収は数百万円になった、もしくは数百万円いけなかったので事業を辞めた、というようなお話です。

ですが、主婦が起業をした場合、家事や育児をする時間も必要ですし、男性よりも体力的に難しい場合が多いです。逆に最初に貯めた資金が尽きるまでに軌道に乗せなくても、生活費の心配をしなくていいというメリットもあります。

これらのことから、主婦が起業をする場合はかける費用を最小限にして小さく初めて、3~5年かけて軌道に乗せていくというようなじっくり長期パターンが多いように思います。

私は「自分で何かしたいなあ」と言う漠然とした気持ちからまずお料理ブログを始めました。3年ほど続けて月に7〜8万円の収入を得ることができるようになりました。

次に取り組んだのが、アロマテラピー関連の仕事です。資格をとってスクールを始めようと考えて実際に1年ほど動きましたが、最終的に過労でダウン。ドクターストップになりアロマテラピー関連の仕事はやらないことにしました。

現在は、主婦起業コンサルタントとして主に自宅でZOOMを使ってコンサルティングをしているわけですが、ここに至るまでにも数年かかっており、紆余曲折がありました。

うまくいかなかった=失敗とは考えず、経験と思って私前向きに取り組んできました。一発勝負はかなりリスクがありますし、おすすめしないです。色々なことをやる中で自分の適性や世間のニーズなどを考えて何をテーマに起業するのかを考えてみることが大事です。

好きなことを続ける

長期で事業を軌道に乗せていく人が多い分、長期で続けていける仕事でなければつらいものがあります。3~5年同じことを続ければ、時には嫌になってしまうこともあります。

長期で続けるためには、やはり好きなことを仕事にするのが一番です。辛い時期もあったけれども、それでも好きな気持ちがあったので続けられた。細く長く続けていたら、少しずつうまくいくようになっていった。こういった成功例は男性起業よりも主婦の起業に多いです。

失敗は成功のもと

主婦起業の失敗例として、失敗を気にしすぎて一度うまくいかなかったら辞めてしまうということをお話しました。逆に成功している方というのは、失敗を恐れずにいろいろと挑戦します。

失敗するのが当たり前、たくさんの失敗の上に成功があると疑わずにまっすぐ進んでいく方は成功が早いです。もちろん、なぜ失敗したのかをしっかりと考え、次につなげる力が必要です。小さく始めて長く続けるという点でもそうですが、小さな失敗を少しずつ繰り返して、成功したら大きくするというのは主婦起業のポイントです。

家族の理解とサポートがあって成功

主婦の起業では、たいていの場合、夫の理解がないと続けていくのが厳しいです。自分に迷惑をかけないなら好きにしていいという夫よりも、「妻の夢を応援したい」「妻へのサポートは将来への投資」と認識して積極的に行動してくれる夫がいる方の方が成功していることは多いように思います。

さらに夫が実務的にサポートしていることもあります。例えば経理をしている夫だった場合にはそういったサポート、法律面が詳しかったら法律のサポートなど得意な部分を手伝うという場合です。ちょっとした事務作業であれば、子どもにお小遣いをあげてやってもらうというようなお母さんもいます。

また、事業をしていく上で、自分以外の人の意見を聞いていくことは失敗を減らしていくためにも、とても大切なことです。夫が率直な意見を述べ合える仲間の一人となれば、夫婦二人三脚でやっていけるため事業は成功しやすくなります。

逆に仕事の話をすることで夫婦仲がうまくいかなくなるので話はしない、というタイプの方もいらっしゃいます。夫婦の時間を有意義に過ごしてリフレッシュして、仕事に集中できるという面ではこういった働き方もよいでしょう。

仲間がいて成功

自分以外の人の意見を聞いていくことは、とても大切とお伝えしました。率直に意見を言い合える仲間というのは大切です。自分でも気づかなかった視点や意見をくれるため、成功が近くなります。

またくじけそうなときに勇気をもらったりすることもあります。最近では主婦で起業をする人向けの勉強会なども開催されていますし、そういったところで仲間を作ることも有意義です。

とはいえ、主婦で起業している人の中にはしっかり収入をあげてやっていこうと思っている人もいる反面、「起業しました」と名乗ることに優越感を覚え、集まってランチをすることを目的としているような方もいらっしゃいます。「成功」の定義が何なのかは人それぞれですが、そのあたりもしっかり見据えてやっていきましょう。

主婦起業のメリット3つ

リスクを少なくできる

男性が脱サラして起業をしようという場合と違い、主婦の場合には、夫の収入で生活しながら、お金をかけずに小さく始めることができます。資金が底をついたら生活できないといったリスクがないため気軽に始めることができます。

育児との両立がしやすい

起業をした場合には、仕事の時間や量などは自分で自由に決めることができます。工夫次第でいくらでも育児をしながら仕事ができます。保育園に預けて働くこともできますし、子どもが昼寝の合間だけということもできます。子どもが体調を崩して保育園にお迎えに行くときなども、会社で働いていて早退するときのように周りに迷惑をかけてしまう…と気にすることもありません。

私は子供が1歳になるまで専業主婦をしました。1歳まで母乳で育てたいという気持ちがあったからです。卒乳後、正式に保育園に入園。そして本格的に起業に向かう行動をスタートしました。

好きなことを仕事にできる

起業をした場合には、仕事の内容などは自由に設定できます。会社で働いている時には嫌な仕事も、納得がいかない仕事もやらざるを得ませんが、工夫次第でいくらでも調節ができるのは起業のメリットです。

主婦起業のデメリット3つ

仕事だけに専念はできない

主婦が起業をするということは、主婦業という仕事と、起業した仕事の2つをすることになります。男性の起業のように、寝る間も惜しんですべての時間を仕事に専念!ということは難しく、いくら仕事がしたくても家事や育児をすることになります。長時間働きたい、起業するならもっと仕事がしたいという思いがある人にとってはデメリットとなります。

夫の理解がないと厳しい

起業した内容にもよりますが、自営業をするとその分責任があります。お金をもらって仕事をする以上、途中で放棄することはできません。ですが、特に育児は、予想外の事態が起こりやすいです。急に体調を崩す、入院するなど、もっと育児に時間を割く必要がでてくることはあり得ます。

その際に夫のサポートなくやり続けていくのは、難しくなります。また、起業に反対している夫の場合、ことあるごとに文句を言ってくるようなケースもあり、日々モチベーションがさがってしまう原因ともなります。一般的な起業に比べて、夫というのが大きなハードルになるのが主婦起業の特徴です。

両立の公的なサポートが少ない

最近では女性の活躍などが叫ばれていて、出産や育児に対する会社員への公的なサポートがとても充実しています。会社員であれば、産休や育休中にお金をもらうことができます。しかし、起業して自営業となった場合にはそれらはありません。また保育園の待機児童問題も深刻です。地域によっては、自営業の方は会社員の方より保育園に入れる順番が後回しになっていることもあります。

まとめ

今回は起業を考えている方向けに、主婦の起業の種類や成功例、失敗例、気になる資金のことなどをお話ししました。少しでもお役に立てればうれしいです。

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