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スティーブ・ジョブズに学ぶビジネスにおける「直感」や「感性」の必要性

約7分

こんにちは。関本です。

今日は、スティーブ・ジョブズに学ぶ
「直感」や「感性」の必要性
というテーマでお話ししていきます。

ビジネスに「直感」「感性」?
そんなものいらないでしょう?

ビジネスは「論理」や「数字」でしょう。

そう考えている方もいるかもしれません。

でも実は、たくさんの企業が競合との差別化に苦しむなか、
iMacやiPhoneなど、
次々と革新的なプロダクトを生み出すことができたのは、
「直感」や「感性」を大切にする経営者
スティーブ・ジョブズ
だったからだと言われています。

今まで、ビジネスの意思決定において
大事にされてきたのは「論理」や「理性」。

でもそれだけでは結局はみんな同じ正解に辿り着いてしまいます。

セミナーに参加する人や、
ビジネス書を買う人の中にも、
「正解探し」に明け暮れている人は多いですが、
世界はどんどん変わっているので、
その「正解」も少し時間がたつと不正解になってしまうのです。

ではどうすればいいかというと
自分の判断基準に直感や感性をベースにした「美意識」
を取り入れてみてはどうかということです。

今の社会のあり方に疑問をもっている人、
ビジネスで行きづまっている人、
勉強ばかりで疲れてしまった起業家の卵
にオススメしたい記事です。

「美意識」はビジネスだけではなく、
人生において意識すると質の高い時間を持つことができます。

女性ならなおさら美意識は意識しておいて損はありませんよ。

日本ではみんな同じが正解

あなたは自分の美意識について深く考えたことはありますか?

私は物心ついた時からいわゆる「美しいもの」が好きでした。

例えば、子供の頃の記憶にあるのは

・友人宅の食器棚にある形の揃ったきれいな白い食器たち
・当時は田舎では珍しかったオーブン付きのシステムキッチン
・ジーンズをはきこなしている女性の後ろ姿

そこには自分なりの「美意識」が働いていました。
保育園の時に着ていく服にもこだわっていました。

当時は美意識なんて言葉はもちろん知らなかったわけですが
自分なりの美意識があることで
ストレスフリーに毎日を過ごすことができたんじゃなかと
思っています。

日本ではみんなと同じが正解。
他の人と違うということは間違っていること

というように教育されがちです。
だから世間や他人の価値観で生きていく人がとても多いんですよね。

でもそれってその人にとって幸せなんでしょうか?
結局誰かが決めた価値観や美意識の中で生きているわけですよ。

私たちは独立したひとりの大人。
だから、

  • 自分の着たいものを着る
  • 自分の食べたいものを食べる
  • 自分のやりたいことをやる

すべて自分の基準で取捨選択していくべきなんじゃないでしょうか。

好きや嫌いにフォーカスしよう

ビジネスでも自分の基準がしっかりしていると
流行りのノウハウや同業他者も気にならなくなります。

SNSで他の人の投稿を見て一喜一憂しなくなります。

「でもそもそも私の好きや嫌いがわからない・・・」
そんなふうに感じる人がいるかもしれません。

多分あなたは今まで気持ちの優しい、
素直な方だったんじゃないかと思います。

自分より他者を優先して生きてきたのではありませんか?

自分より親。
自分より旦那さん。
自分より子供。

もし今この記事を読んで他者を優先して
生きてきたことに気づかれたのであれば

ぜひ今日からあなたの「好き、嫌い」という感情に
もっとフォーカスしてみてください。

今よりもずっと毎日がイキイキするはずですから。

「ものの見方」がビジネスにもろに出てしまう

ビジネスでは経験や持っているノウハウだけではなく、
ものの見方や考え方がむき出しになります。

お客様と接する時、文章を書く時、
ブログデザインを選ぶ時、
すべて自分の判断基準で選んでいます。

その判断基準てなんでしょうか?

まさにそれはその人の
「ものの見方や考え方」=「美意識」です。

ビジネス業界では自分の売り上げのためなら
なんでもやるというような人も大勢いますが、
私はそれには反対です。

ルールもなしに進めていけば無法地帯になり、
最終的にはお客様も自分も苦しむことになるからです。

売上げ上がれば何してもいい?

数年前から起業がブームになって
たくさんの人が起業をしました。

個人でもビジネスがしやすくなったのは、
とてもいいことです。

ですが残念ながらお客様を無視したやり方や
考え方が横行しています。

しかもそういうやり方をしている人が
圧倒的な売り上げをあげていたりします。

女性起業家の間では、一時期自撮りが流行りました。
あれを見てあなたはどう思いますか?

私は「下品」だと感じるのです。
自分の顔をネット上にバンバン出すというのは、
控えめに考えても美しい行動は思えないからです。

ですが、正直実は私も数年前は自撮りをしていました。
完全に周りに流されていたのです。

でもなんか違うなという気持ちが膨らんでいき
自撮りを一切しなくなり今があります。

まさにその時のやめる基準になったのが「美意識」でした。

自撮りは私の価値観においては全く「美しくない」行為。
それに気づいたので今はやらないのです。

「自撮りやれば売り上げ上がるよ!」と
誰かに言われても自分の中の「美意識」が
それを許さないのです。

ホテルのラウンジで人参?

ある時私がホテルラウンジで人と待ち合わせていた時、
主婦と思われる4〜5人のグループがやってきました。

たまたますぐ近くの席だったのですが、
いきなりバッグから人参を取り出しました。

そしてみんなでハイポーズ!と言いながら撮影会が。
びっくりして目が点になりました。

それってホテルのラウンジでやるべきことなんでしょうか。

「美意識」というよりもモラルの欠如
と言ったほうがいいかもしれません。

ひとりでいれば聡明な方もなぜか集団になると
女性はキャーキャー言ったり
強気になったりするんですよね。

自分のサービスを売るためや宣伝のために
なんでもありになっている人は残念ですが本当に多いです。

私たちは自分の「美意識」持っていたいですね。

「美意識」を磨くには

では実際に「美意識」を磨くにはどうしたらいいのか。

美意識の根本には感性や直感があります。
両方とも「心」が関係しています。

昔高校の美術の先生がこんなことをおっしゃっていました。
「美しいものをみて感動する心を持ちましょう」
と。

感動しなければ、つまり心が動かなければ
絵は描けないからです。

ビジネスも人生も全ての原点は
ここにあるんじゃないでしょうか。

夕日や花、アート、人から受ける信頼、感謝、星、デザイン・・・

美しいものは世界中にありますが、
それを見た時に動く「心」をまずは持つこと。

ビジネスだけを一生懸命がむしゃらに行動していると
心が疲弊することが私は過去に何度もありました。

そんな時には大好きな美術館や自然に触れることで
「心」を取り戻していました。

個人でビジネスをしていく上で心はとても大切。
心が伴わないビジネスはお客様にも届かないと
様々な経験を通して気づいたのです。

美意識を鍛えてビジネスを自己実現の場に

では、これからビジネスはどのように
展開していくべきなのでしょうか。

この疑問につい日本の独立研究者、著作家
山口周さんは

「人の承認欲求や自己実現欲求を
刺激するような感性や美意識が重要」

になるだろうと述べています。

ここでいう美意識とはただ単に
外観が美しいと感じる意識ではなく
「真・善・美」を感じる意識のこと。

つまり、人はもう理論的に作られた
製品やサービスだけでは満足せず、

これからは感性や感情を満たすような
製品やサービスを求める傾向が予想される
ということです。

だからそうした顧客の要求に適うよう、
ビジネスパーソンは感性や美意識を磨いて
より高度なレベルの製品やサービスの
開発に努めるべきだと言っているのです。

その一つの例として山口氏は
アップル社のiMacをあげています。

アップル社のMacintoshは
もともと1色しかありませんでしたが
アップル社に復帰したスティーブ・ジョブズ氏が
5色のカラーバリエーションのiMacを発売しました。

この案は社内で猛反対にあったそうですが
ジョブズ氏は頑固に押し通し、

その結果iMacはヒット商品となり
市場に復帰できたのです。

理論だけで考えていたら
絶対思いつかないアイデアが
勝因だったということになりますね。

つまりこれからは、
「追加した5色の色」のように
顧客にワクドキ感を与えられるような
要素が求められるということになるのです。

まとめ

私たちの周りには情報が溢れています。

もうどの情報が正しいのか検討もつかないこともあります。
そんな時には自分の判断基準を持つと迷いません。

私がオススメするのは「美意識」です。

世界のエリートも求められている「美意識」
あなたも磨いてみてはいかがでしょうか?

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