こんにちは。関本です。
今日は「自責思考とビジネスの関係」について深掘りしていきます。
私たち主婦起業家は、家事や育児と仕事を両立しながらの日々ですよね。うまくいったりいかなかったり、多少なりとも波があります。
そのような時、どのような視点で問題を捉えるかが、あなたのビジネスの未来を大きく左右します。ここで重要なのが「自責思考」です。
自責思考とは、「自分に何ができたか」「どのようにすれば改善できるか」を考える力で、他人を責める「他責思考」とは対極にある考え方です。
今回の記事は、主婦起業家として自責思考を取り入れるメリットや具体的な実践方法を掘り下げて解説します。
なぜ主婦起業家に自責思考が必要なのか?
主婦起業家として働く多くの人は、個人で仕事をしていると思いますが、仕事内容によっては外注したり、パートナー、チームメンバーと連携しながら業務を進めている人もいるでしょう。その中で発生するトラブルやミスに対して、どのような姿勢で向き合うかがとても大事です。
1. チームの信頼を築くため
例えば、スタッフがミスをした際に「なんでこんなこともできないの?」と責める言葉を投げかけると、相手のモチベーションを大きく削ぐだけでなく、信頼関係も損なわれます。
一方で、「この指示では分かりにくかったかな」「次回はもっと具体的な手順を伝えよう」と自分に矢印を向ける姿勢を見せると、スタッフは「この人と一緒に働きたい」と感じ、結果的により良い関係性が生まれます。
まさに子育てと同じですね。子供に対して「こんなこともできないの!」と感情をあらわにしたら子供はやる気をなくしますし、自己否定にすらなってしまいかねません。
2. 成長するチャンスを掴むため
他責思考の特徴として「環境が悪い」「人材が足りない」「相手が悪い」など、自分ではコントロールできない外部要因に問題の原因を求めがちです。
ですが、自責思考を持つことで、自分が変えられる部分に注目し、改善策を実行することができます。この繰り返しが、あなた自身の成長やビジネスの進化につながるのです。
3. ストレスを軽減するため
他責思考は、他人に対してものすごく不満を抱えやすくなり、結果的に自分のストレスを増幅させてしまいます。一方で、自分の行動や考え方を見直し、改善策を実行する自責思考は「次に向けて前進できる」とポジティブな気持ちをもたらしてくれるのでストレスはかかりぬくい特徴があります。
主婦起業家が実践できる自責思考の具体例
1. 問題が起きたときは「自分にできること」を考える
起業家として仕事を進める中で、以下のような場面があるかもしれません。
- 外注したデザインが期待と違った
- スタッフの進捗が遅れて納期に影響した
- クライアントから厳しいフィードバックを受けた
これらの問題が起きたとき、「相手が悪い」と考える人が多いです。そのほうが自分と向き合わなくていいのでラクだから相手のせいにするのですが、ビジネスを続けるにあたっては負の要素が多いのでおすすめしません。
そうではなく、「こちらの指示が曖昧だったのかもしれない」「もっと初めに期待値を共有するべきだった」と、自分の行動を振り返ることで問題を未然に防ぐことができます。
- 外注業者にイメージを具体的に伝えるため、参考資料を添付する
- スタッフのタスク管理を徹底するため、ツールを活用する
- クライアントの意見を元に、次回はより高いクオリティの提案を準備する
2. チームメンバーの「活躍の場」を増やす
主婦起業家として、家庭との両立を図りながら多くのタスクを抱えている場合、「全て自分でやらなければ」と考えがちです。ですが、チームメンバーがミスをする背景には、「十分なスキルが発揮できていない」場合もあります。
例えば、スタッフに具体的な役割を与えたり、定期的なフィードバックを行うことで、「次はもっとこうしたら良い」という具体的な改善策を一緒に考える時間を設けると仕事がスムーズに進みます。そうすることで、メンバーが持つ潜在能力が引き出され、結果的にチーム全体のパフォーマンスが上がります。
3. 自分をいたわり、成長の余白を作る
自責思考を持つことは重要ですが、必要以上に自分を責めることは避けましょう。失敗を糧にしつつも、自分の限界や得意不得意を受け入れることも大切です。
例えば、忙しい日々の中で意識的にリフレッシュの時間を作る、家族や友人と悩みを共有するなど、自分のメンタルヘルスを保つ工夫を取り入れてください。
まずは自分自身が余裕を持つこと。それにより冷静な判断ができるようになります。
自責思考がもたらす3つのメリット
1. 信頼される人になる
自責思考を持つ人は、チームからの信頼を得やすくなります。ミスやトラブルが起きたときに「どうすれば良くなるか」を建設的に考える姿勢を見せることで、メンバーは「この人となら安心して仕事ができる」と感じます。
2. 問題解決力が向上する
自責思考は、自分が直接コントロールできることに注目するので、解決策を見つけやすくなります。これによって、同じ問題が再発するのを防ぎ、効率的にビジネスを進めることができます。
3. 自分の成長を実感できる
他責思考では環境や他人のせいにしてしまい、自分の成長の機会を逃してしまいます。反対に、自責思考は自己改善をするので、小さな成功体験を積み重ねながら自信をつけていくことができます。
まとめ:主婦起業家の成功は「自責思考」がカギ!
主婦起業家にとって、ビジネスをする上での「自責思考」は、成功への近道です。自責思考を実践することで、トラブルを前向きに捉え、クライアントさんとの信頼を築き、自分自身の成長を加速させることができます。
家庭との両立を図りながら忙しい日々を過ごす中で、問題が起きたときには「次に向けて自分に何ができるか」を考える習慣をつけてみてください。自責思考が、あなたとあなたのビジネスに素晴らしい変化をもたらすはずです!
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