
こんにちは。関本です。
「なぜあの人には次々とお客様が来るのに、私のところには来ないんだろう?」 「同じようなサービスを提供しているのに、なぜ選ばれないんだろう?」
技術やスキルは同じレベルなのに、なぜか選ばれる人と選ばれない人がいる。その違いは何でしょうか?
答えは「信頼」です。
ですが、信頼は一朝一夕で築けるものではありません。だからこそ、戦略的に「信頼の仕組み」を作ることが重要なのです。
今回は、お客様から「この人に頼みたい!」と思われる信頼の仕組みを、5つのステップで具体的にお伝えします。
信頼される人の共通点とは?
実際の調査結果
起業3年目で安定した売上を上げている女性起業家50名に「お客様から選ばれる理由」を聞いたところ、以下の回答が上位を占めました(当社調べ):
- 「この人なら安心して任せられる」 – 78%
- 「誠実で嘘をつかない」 – 72%
- 「私の気持ちを理解してくれる」 – 68%
- 「結果を出してくれそう」 – 64%
- 「アフターフォローがしっかりしている」 – 61%
興味深いのは、「スキルが高い」「価格が安い」は20%以下だったことです。
信頼の仕組み5ステップ
ステップ1:「透明性」で安心感を与える
なぜ透明性が重要なのか? お客様の最大の不安は「この人に頼んで大丈夫?」という疑問です。情報が見えないほど、不安は増大します。
具体的な実践方法をご紹介しますね。
1-1. プロフィールを「人間味」たっぷりに
NG例:
「○○の資格を取得。多くのお客様にご満足いただいております。」
OK例:
「実は起業前は、毎日終電で帰る会社員でした。体調を崩して仕事を見直すことになり、
『本当に大切なことは何か?』を考え抜いた結果、この仕事に出会いました。
同じように悩んでいる方のお役に立てればと思い、○○の資格を取得しました。」
1-2. 料金体系を明確にする
「お気軽にご相談ください」ではなく、明確な料金表を提示する。
1-3. 過程を見せる
before/afterだけでなく、途中経過も公開する。
ステップ2:「共感力」で心の距離を縮める
実例:整理収納アドバイザーのCさんの場合
Before: 「お部屋をスッキリ片付けます!」
After: 「私も以前は、友人を家に呼ぶのが恥ずかしくて仕方ありませんでした。 『また今度ね』と言って、何度お誘いを断ったことか…。 でも片付けのコツを覚えてからは、急な来客でも『どうぞどうぞ!』と 自信を持って迎えられるようになりました。」
結果:
- 問い合わせが前月比300%増加
- 「私と同じ悩みを持っていた人なら安心」という声多数
共感力を高める3つの方法
- 失敗談を先に話す 成功談よりも失敗談の方が親近感を持たれる
- 感情を具体的に表現する 「大変でした」→「夜中に一人で泣きました」
- お客様の言葉をそのまま使う 「とても良かったです」→「『もっと早く出会いたかった』と涙声で言ってくださいました」
ステップ3:「一貫性」で信頼の土台を作る
一貫性とは? 言葉と行動、オンラインとオフライン、過去と現在の発言が一致していること。
3-1. 発信内容の一貫性
チェックポイント:
- 3か月前の投稿と今の投稿で、主張が変わっていないか?
- SNSでの発言と実際のサービス内容が一致しているか?
3-2. 対応の一貫性
実践例:
- 返信の早さを一定に保つ
- 丁寧語の使い方を統一する
- 約束した時間や内容を必ず守る
成功事例:コーチのDさん 「私は必ず24時間以内に返信します」と宣言し、実際に半年間実践。 「この人は約束を守る人だ」という信頼を獲得し、紹介率が80%に。
ステップ4:「専門性」で選ばれる理由を作る
専門性≠完璧さ 専門性とは「この分野なら、この人に聞けば間違いない」と思われることです。
4-1. 専門分野を絞り込む
NG:「女性の悩み全般をサポートします」 OK:「30代働く女性の人間関係の悩みを専門にしています」
4-2. 継続的な学習姿勢を見せる
実践例:
- 「今月読んだ本3冊」を定期的に投稿
- 「セミナーで学んだことをシェア」
- 「お客様から学んだことを報告」
4-3. 独自の視点を持つ
例:片付けコンサルタントのEさん 「片付けは心の整理」という独自の視点で、心理学的アプローチを取り入れた片付け法を発信。 → 他の片付けアドバイザーとの差別化に成功
ステップ5:「継続性」で長期的な信頼を築く
継続性が最も重要な理由 人は「この人は今後も変わらずサポートしてくれる」と思える人に依頼したいからです。
5-1. 定期的な接触を仕組み化
具体的な方法:
- 月1回のお客様向けメルマガ
- 季節の変わり目のフォローメール
- 誕生日や記念日のお祝いメッセージ
5-2. 成長し続ける姿勢を見せる
実践例:
- 「今年挑戦したい3つのこと」を年始に発表
- 「今月の振り返りと来月の目標」を定期投稿
- 「失敗から学んだこと」を率直にシェア
5-3. お客様の成長を一緒に喜ぶ
成功事例: お客様の成果を自分のことのように喜び、SNSでお祝いメッセージを発信し続けたFさん。 → 「この人は本当に私のことを思ってくれている」という信頼を獲得し、5年間で紹介だけで事業が成長。
信頼の仕組み実践チェックリスト
【透明性チェック】
- [ ] プロフィールに人間味のあるエピソードを入れている
- [ ] 料金体系を明確に表示している
- [ ] 作業過程を定期的に公開している
【共感力チェック】
- [ ] 失敗談を率直に話している
- [ ] お客様の感情に寄り添うコメントをしている
- [ ] 自分の感情を具体的に表現している
【一貫性チェック】
- [ ] 過去の発言と現在の発言が一致している
- [ ] 約束した時間や内容を守っている
- [ ] 対応の質が安定している
【専門性チェック】
- [ ] 専門分野を明確に絞り込んでいる
- [ ] 継続的に学習している姿勢を見せている
- [ ] 独自の視点や経験を持っている
【継続性チェック】
- [ ] 定期的にお客様との接触を取っている
- [ ] 成長し続ける姿勢を見せている
- [ ] お客様の成長を一緒に喜んでいる
よくある質問
Q: 専門性がまだ低い場合はどうすればいいですか?
A: 「学び続ける姿勢」を見せることが重要です。「今日学んだこと」「今挑戦していること」を率直にシェアしましょう。完璧である必要はありません。
Q: 継続的な接触がしつこがられそうで心配です。
A: 「売り込み」ではなく「価値提供」を心がけてください。相手にとって有益な情報や、心温まるメッセージを送ることが大切です。
Q: 信頼関係を築くのにどのくらいの期間がかかりますか?
A: 個人差はありますが、一般的に3〜6か月の継続的な関係性構築が必要です。焦らず、長期的な視点で取り組みましょう。
まとめ
信頼は一日にして成らず。しかし、正しい「仕組み」を作ることで、着実に信頼を積み重ねることができます。
大切なのは:
- 透明性 – 安心感を与える
- 共感力 – 心の距離を縮める
- 一貫性 – 信頼の土台を作る
- 専門性 – 選ばれる理由を作る
- 継続性 – 長期的な信頼を築く
この5つのステップを意識して、お客様との関係性を見直してみてください。
「この人に頼みたい!」と思われる起業家になるためには、小手先のテクニックではなく、本質的な信頼関係の構築が不可欠なのです。
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