こんにちは。関本夕美子です。
ビジネスをする中でコンサルティングを受けたりコーチングを受けることってあると思います。
私も過去に数名のコンサル先生について、マーケティングやコピーライティングを学びました。
そして手前味噌になりますが全ての学びで私は成果を出すことができました。実は学んだことを身につけて結果を出すにはあるコツがあるのです。
今日は成果を出す人が必ず持っているある力について説明していきます。
成果を出す人が持っている力って?
結論から言うとそれは、「スルー力」(スルーりょく)です。
スルー力とは私が作った造語ですが、スルーすると言う意味をググってみると一般的にこんなふうに解釈されています。
スルー、スルーするとは、英語throughの日本語表現で、もとは通過、経過、さまざまな経験を経て、などの意味だが、日本では、相手の発言や態度をやり過ごす、無視するという意味で俗語的に用いられている。テレビ番組のコメンテーターや回答者の発言が面白くなかったり、危なかったりしたとき、司会者がとる最善の姿勢である。(KAGAMI & Co.)
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もうだいぶ前からスルーすると言う言葉は日常的に使われるようになりましたよね。
このスルー力を身につけて発揮することができれば、ビジネスでも勉強でも短期間で成果を出すことことができると私は考えています。
なぜスルー力は必要なの?
人から何かを学ぶときには、必ず“コミュニケーション”が生まれます。コミュニケーションによって良いアイディアが生まれたり、相談できたりと、仕事を上手に進めるうえで大きな助けになったりもします。
しかし、学ぶ中で必ずわからないことや正直何を言っているのかわからないことが出てきます。
誰しもが一度は経験しているであろうモヤモヤした状態。この状態が続くことで私たちは行動できなくなるのです。「行動できなくなる=成果が出なくなる」ということになります。
せっかく学んでいるのに、成果が出ないなんて嫌ですよね?
成果が出るようにするために身につけた方がいいものが、私の言う“スルー力”なのです。
スルー力を身につけることで、あなた自身の心も安定します。
ビジネスだけではなく、日常生活においてもスルー力は力を発揮しますよ。
例えば、ママ友(私はそもそもママ友はあまり作らないようにしている)に悪気がない場合でも、心無い発言をされたとき人は嫌な気分になるものです。
ですが、その人がそのような発言をしたとしても、発言を“スルー”してしまえば、そのときに生じた負の感情に縛られずに済み、安定した状態で日常生活を送ることができるようになります。
また、他人の悪口や自慢話、集中している時に限ってされる無駄話などを華麗にスルーできるようになることで、周りからは余裕のある大人な人だと思われることでしょう。その結果、人望を集め、頼れる人として評価が上がる可能性もあります。
このように仕事にも日常生活にもあると便利なスルー力。早速、スルースキルの身につけ方を見ていきましょう。
スルー力を身につけるためのコツ
スルー力が大事とわかってはいても、「身につけるのは大変なんじゃないですか?」と考える人もいるでしょう。
完璧主義な傾向のある人、日頃から気にしすぎてしまう人など、身につく早さは性格の違いなどによっても変わりますが、これからご紹介する3つの方法の中から自分に合いそうなものを選んで取り組んでみてください。
1、わからないことはとりあえず横に置いておく
コンサルティングを受けたり、コーチングを受けたりする中でわからないことや理解できないことが出てきたときには、とりあえず横に置いてみましょう。
ポイントは”とりあえず”です。
一見いい加減のように感じるかもしれませんが、わからないことにフォーカスしすぎることで行動が遅くなったり、自信をなくすことが多々あるからです。
私は趣味でテニスをしていますが、コーチによっては正直何を言っているのかわからない(笑)こともあります。とくに感覚的に指導されると私の場合、理解しにくくなります。
でもこれはコーチが悪いわけではないので、こういう時に「スルー力」を発揮して聞き流すのです。スルーすることで気分良くレッスンを受けることができますし、できることだけにフォーカスすることで全体的なスキルはアップするからです。
2、必要以上に考えない
「これってどういうことなんだろう?」と思った場合は、まず質問をしてみましょう。質問をすれば、必ず答えは返ってきます。そしてまだわからなければ、何度かやりとりをすることになると思いますが、最終的に理解できない場合は、スルーすることをオススメします。
だって考えてもわからないわけですから、それ以上は考える時間がもったいないと思うんですね。
とくにビジネスをしている人は、成果というゴールに向かっていっているわけなので、考える時間が長ければ長いほど成果が出るのも遅くなるわけです。
結果的にモチベーションも下がって自分は何をやっていたんだろう・・・と頭の中で堂々巡りをすることになりかねません。
現時点ではわからないことも、数ヶ月後、1年後には「あの時にあの人が言っていたことはそういうことだったのね」というふうに理解することも多々あるからです。
3、”情報”と”感情”を切り離す
たまにクライアントさんと通して聞くことがあるのですが、「こんなこともできないの?こんなこともわからないの?」とコンサルタントに言われたり、怒られたりすることがあるようですね。
こんなふうに言われたことは私は一度もありませんが(笑)、ここで感情的になったら負けです。
言われたときには、あなたがやるべき情報のみをインプットし、感情がともなう言葉は切り捨てましょう。
感情を除いてしまうことで、与えられた情報に対して冷静に向き合うことができます。そして、自分にとって役立つ情報のみをインプットすることができれば、自分がより成長するための糸口になるからです。
まとめ
今回はスルー力を身につけるための方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか。
「とりあえず横に置く」「必要以上に考えない」「不要な情報を捨てる」というスキルを身につけることは、時間の節約になりますし、行動が止まらず成果に早く近づくことができます。
また、スルー力を身につければ、他人のちょっとした発言に悩まされることも減り、苦手だなと感じる相手とも、適度な距離感を取って付き合うことができるようになるでしょう。
様々な価値観を持っているのが人間です。ビジネスの場だけでなく、プライベートシーンにおいてもスルー力は力を発揮します。
スルー力を正しく使ってあなたの望む成果を1日も早く出されてくださいね。応援しています!
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